We will be conducting Lydiard Coaching Certificate Clinic 2018 in Tokyo!!
この度、リディアード・ファウンデーションによる「リディアード・コーチング承認クリニック」が東京で開催されます。リディアード式トレーニングは、初めて世界に紹介された1960年ローマ五輪以降50年以上の年月を経た今日でも、世界中で「ゴールド・スタンダード」として知られ、活用されています。日本では『リディアードのランニングバイブル』(大修館書店刊)もロングセラーになっており、よく耳にする名前だと思いますが、ではリディアード式トレーニングって何、どうするの、と聞かれると、即座に答えられる人は、著名指導者でも少ないのではないでしょうか。このクリニックでは、リディアード法トレーニングの詳細と応用を、その原理と実例を交えながら学びます。
主なポイントとしては:
- リディアード式トレーニングの5つのブロック
- リディアード式トレーニングの基本
- 本番のレースに向けてベストのコンディションに持っていくためのピーキング法
参加者は、「何」のトレーニングを、「どのように」して、そして「何故」行うのかのみでなく、段階に沿ったトレーニングの妙を学ぶことで、その効果が何倍にも増強されていく原理を学びます。コーチ、ランナー、また初心者、エリートを問わず、本番でベストのコンディションでレースに臨み、ピーク・パフォーマンスを発揮できるように、自分自身にあったトレーニング・プランを組み合わせることが出来るようになることが目標です。ヒル・トレーニング、スプリント練習の実習もあります。
COURSE HOURS (全コース約16時間)
- 土曜日: 09:00 am – 5:00 pm
- 日曜日: 09:00 am – 5:00 pm
COURSE CONTENT
6月2日(土): 09:00 ~ 12:00(休憩)12:30 ~ 17:00
- 自己紹介
- リディアード・ファミリー:歴史的背景、世界におけるリディアードの影響
- リディアードの誤解を解く:リディアード法トレーニングの基礎、根本的考え方
- リディアード式トレーニングの5つの基本
- エネルギー提供の観点:ATP、ミトコンドリア、エネルギー源から見た持久力運動の原理
- リディアード式トレーニングの「ピラミッド」
- 最大酸素摂取能力: 有酸素能力とエネルギー源、体内で起こる各種現象
- 有酸素能力発達「走り込み」: 基礎作り、生理学的見地から見たロング・ラン、実際のトレーニングにおける応用
- 筋繊維に与える影響
- (昼食小休憩)
- ヒル・トレーニング: 3種類のヒル・トレーニング、ヒル・トレーニングの代用、実用編
- インターバル・トレーニング: インターバル、無酸素トレーニングの誤解、実用編
- コーディネーション: 有酸素トレーニングと無酸素トレーニングのバランス、スピードの養成
- スピード練習: スピードのメカニズム、無酸素能力の維持、シャープナー
- 最終調整、ピーキングの芸術: レースに向けての最終調整、アップ・テンポ練習、テーパー
- 実習:ヒル・トレーニング、下り坂ストライディング: リディアードの3種類のヒル・トレーニング、その他のドリル
6月3日(日): 09:00 ~ 12:00(休憩)12:45 ~ 17:00
- 前日の復習、質疑応答
- 「リカバリー・インディケーター」: オーバートレーニングを避けるための指針、睡眠、体重の変化、脱水状況
- レースの継続: 「トレーニングの週」/「レースの週」、リカバリーの週、組み立て方、実践例
- 実習:シャープナー(50/50)
- (昼食小休憩)
- マクロ・サイクル: トレーニング・プランの組み立て方、長期トレーニング計画、重要ポイント
- 年間計画の組み立て方
- 個人に合った「リディアード式トレーニング」の組み立て方
- 質疑応答
- グループ・セッション: ケース・スタディ
LOCATION(会場)
総合スポーツセンター(ホームページはこちら)
東京都中央区日本橋浜町2丁目59番1号 区立浜町公園内